9月27日後半 向 網走編
前回の記事、すなわち昨日の昼からのことについて記していく。
新千歳空港で友人と落ち合ってからすぐに電車で札幌に向かった。お互いに積もる話をしつつ、気づけば札幌に。
コンビニで軽くお茶やお菓子を買ってレンタカー屋に向かった。
久々の運転だったので、めちゃくちゃ緊張した。札幌の見慣れない街中、教習以来の高速道路、高速道路下りた後の見知らぬ山道。
一応友人と交代で運転したが、お互い久々すぎて交代中に助手席にいながらも相当お互い気を張っていた。
好きなアニソンを流しながら、口ずさみながら、、と士気を高めていたが疲れるものは疲れる。
途中適度にSAや道の駅で休憩を取りつつ網走へ向かった。
旭川から網走に向かう途中の道路でシカの親子に遭遇してめちゃくちゃ怖かった。中学英語の教科書のNew Hrizonで習った文章を思い出した。
そんなこんなで13時に札幌を出て、網走のホテルに着いたのが19時。6時間も運転した。
自分は前日成田の空港泊であまり疲れが取れておらず、また友人も前日まで忙しくあまり眠れていない状況だったので、お互い相当疲労が溜まっていた。
また、網走の宿に着いて車を出た途端に襲ってくる寒さに身を硬らせた。流石に網走をナメすぎてた。
↑ナメた格好
チェックインを済ませてすぐに夕飯を食べにいった。お互いに疲れ切っており、店を予約する気力もなければ遠出する体力もなかった。
とりあえず近所の居酒屋に入ることにした。
店の名前は「吉田三八商店」。
めちゃくちゃ大当たりだった。
疲労補正もあったかもしれないが、何を頼んでも美味しかった。
かけつけビールを一杯。めちゃくちゃ美味しかった。
店は海鮮メインの炉端焼き。
姫ホッケと氷下魚(コマイ)がものすごく美味しかった。とくに姫ホッケ。
普段居酒屋でもホッケは好きなメニューの一つだが、姫ホッケは格別だった。滲み出る脂、ホクホクの身、アクセントの一味マヨ、どれをとっても最高だった。
これらの最高の肴を地酒の飲み比べセットで流して心も身体も満たされた。
そして忘れられなかったのがこれだ。
カニ雑炊。正直お互いに疲労でそこまでお腹が空いておらず、シメとか考えてもいなかったが、ふと目に入ってダメ押しと少しの酔いが手伝って頼んでみた。
これが大正解だった。味もさることながら、カニの優しく温かい出汁が凍えた身体を芯から温めた。
先の10年くらいはこれを超えるものを探し続けるだけに生きるのではないか、というくらい美味しかった。
そうしてホテルに戻り、大浴場で身を清め、一人晩酌しようと思いコンビニでお酒を買った。
焼酎を炭酸で割り、三杯くらい飲んだところでふと意識が途切れ、気づけば布団に突っ伏していた。普段はそんな酔い方しないというのに…。相当疲れていたのだろう。
次は知床、網走観光編を書こうと思う。
では。